グンター・ベーマー

© カルプ・グンター・ベーマー・ アルヒーフ

ヘッセ愛好家たちが極めて充実した映像のドキュメントを見られるのは、ヘッセの周辺にいた二人の芸術家のお陰である。つまり、父親の生き生きした写真を数多く撮してわれわれに伝えたヘッセの息子マルティンと、クレヨンで人物と状況の性格を真似の出来ない仕方で捉えた、画家で、素描家で、本のイラストレーターのグンター・ベーマーの二人である。

グンター・ベーマーは、モンタニョーラの「カサ・カムッツィ」の住人として1933年以降「ヘッセの近く」に滞在したが、市への寄贈をもって、今日のカルプのグンター・ベーマー・アルヒーフの基礎を築いた。ここに掲げる膝に猫を抱いた絵は、水彩とグァッシュを混交した技法で描かれた作品で、このアルヒーフの所蔵品の一つである。