リヒャルト・ツィーグラー

© カルプ・リヒャルト・ツィー

グラー財団

画家リヒャルト・ツぃーグラーは、この1950年の詩人の素描を、シルクスクリーンの技法の一種である、彼が好んで用いる蝋版の技法で製作した。オリジナルはカルプのリヒャルト・ツィーグラー財団にある。

イギリスに亡命したツぃーグラーは第二次世界大戦中、ヘッセの援助によってドイツとコンタクトを保つことが出来た。ツぃーグラーは1948年末にスイスのバーデンでヘッセその人に会っている。カルプに暮らしていたヘッセの従姉妹ファニー・シーラーの仲介によってであった。彼は日記にこう記している。「われわれはこうしてようやく対面した。彼は私のことを気に入ってくれたと思う。これまで私が知っていたよりも彼を人間的に近く感じた。彼の明晰な考え、話や身振りの落ち着き払った様子は何と心地良かったことだろう。そして、それなのに何と若いことだろう。」