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ひょっとすると私は、生涯そう信じてきたにもかかわらず、詩人などではまったくなく、美的な営み全体は単なる思い違いに過ぎなかったのだろうか? その通り、それさえもはや重要ではなかった。私が自分自身の地獄めぐりを通じて目にしたものの大部分は、いんちきで無価値だった。だからひょっとしたら自分の天職と天分についても勘違いだった。だがそんなことは少しも重要でなかった! そしてかつてうぬぼれと子供っぽい喜びとでもって自分の使命だと見なしたものも、もはや存在しなかった。